【ロンドン共同】英反核団体、アクロニム研究所のレベッカ・ジョンソン所長は11日、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)へのノーベル平和賞授与決定について、将来の反核運動に希望を与えると歓迎した。共同通信の電話取材に応じた。  研究所は、2017年に平和賞を受賞した非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」の国際運営グループの一員。ジョンソン氏は、米国の「核の傘」の下にある日本の政府が「被爆者に耳を傾けなければならない」と強調。安全保障の在り方を再考し、被爆者を後押しするよう求めた。  今回の授与決定で、被爆者のたゆまぬ努力が「世界に認められた」と評価した。


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