11月のアメリカ大統領選挙で民主党のハリス副大統領は11日、大統領に就任した場合、「超党派の諮問委員会を設置して政策に反映させる」と訴えました。
ハリス氏は激戦州のひとつアリゾナ州で、自らを支持する共和党員らを前に演説し、大統領に就任した場合、共和党から閣僚を起用すると改めて強調し「超党派の諮問委員会を設置し、その委員が意見を述べることで、政策を前に進めていく」と述べました。ハリス氏としては、分断をあおる共和党のトランプ前大統領との違いを鮮明にして、共和党の一部からの支援を取り付ける思惑があるとみられます。
一方トランプ氏は、コロラド州で演説し、不法移民の問題を改めて指摘した上で、「アメリカ市民を殺した移民は死刑を求める」と強調しました。
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