中国・江蘇省の蘇州市で6月、日本人親子らが中国人の男に刃物で切り付けられた事件で、上海総領事が10月11日、蘇州市に説明を求めましたが、詳細は明らかになりませんでした。

上海総領事館によりますと、岡田総領事は蘇州市の呉慶文市長と面会し、事件に関する情報共有や日本人の安全確保を強く求めました。

市長からは「進展があれば日本側に共有する」との発言があったものの、「偶発的な事件だった」という従来の説明が繰り返されたということです。

中国では、9月も南部の深センで日本人の児童が襲われ死亡していて、詳しい説明がない中国の対応に怒りや不安が広がっています。

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