ウクライナのゼレンスキー大統領は先月から今月にかけて、アメリカを始め、イギリスやフランスなど欧米の主要国を相次いで訪れ、ロシアの侵攻を終わらせるためにまとめたとする「勝利計画」について、各国の首脳らに直接、説明しました。
この「勝利計画」の内容についてウクライナのメディアは14日、ウクライナの議会にあたる最高会議でゼレンスキー大統領が今月16日に説明すると伝えました。
さらにゼレンスキー大統領は17日と18日にベルギーのブリュッセルで開かれるEU=ヨーロッパ連合の首脳会議でも「勝利計画」を提示するということです。
「勝利計画」の詳しい内容はこれまで公表されていなかったことから、計画の詳細が注目されます。
またゼレンスキー大統領は14日に行ったビデオ演説で、北朝鮮がロシアによる軍事侵攻に実際に関与しているという報告を情報機関から受けたと明らかにし、ロシアに対し北朝鮮が支援を行っていると改めて訴えました。
その上でほかの一部の国々もロシアの軍事侵攻の長期化に加担していると指摘し「ロシアを支援する者は、誰であっても、ウクライナを守るために厳しく対処する」と強調しました。
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