ヨーロッパ中央銀行は17日、スロベニアで金融政策を決める理事会を開き、金利の引き下げを行うことを決定しました。
政策金利のうち、重視するとしている金融機関から資金を預かる際の金利は0.25%引き下げられ3.25%となります。
ヨーロッパ中央銀行の利下げは先月の会合に続いて2会合連続となります。
ユーロ圏の先月の消費者物価指数の伸び率は去年の同じ月と比べて改定値で1.7%とおよそ3年ぶりに2%を下回り、インフレ率の低下が鮮明になっています。
会合のあとに公表された声明では「今回の決定は金融政策の影響の強さなどに関する最新の評価に基づいている」としていて、高い水準の金利による経済へのマイナス影響も重視した形です。
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