18日、タイの首都バンコクで記者会見に臨むマーリット外相(右)とフィリピンのマナロ外相=藤川大樹撮影
安全保障や貿易、観光など各分野で両国の協力関係強化を確認し、地域の問題についても話し合った。マナロ氏のタイ公式訪問は初めて。 会談後の記者会見で、マーリット氏はミャンマー情勢について「平和で安定し、統一されたミャンマーが、地域の共通の利益であるとの見解を共有した」と強調。マナロ氏は、タイ政府による人道支援に触れ「タイの継続的な努力は、正しい方向への一歩だ」と述べた。フィリピンと中国が領有権を争う南シナ海情勢を巡っては、対話と外交を通じて平和的解決を目指すことをあらためて確認した。 フィリピンとタイは今年、国交樹立75周年となる。
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