ロシア中部でのBRICS首脳会議を前に「クレムリン」に施されたプロジェクションマッピング=21日、カザン(タス=共同)

 【モスクワ共同】ロシアのウシャコフ大統領補佐官は21日、中部カザンで22~24日に開催される主要新興国による「BRICS」首脳会議と拡大会合に計36カ国が参加し、うち22カ国は首脳級が出席すると発表した。  ウクライナ侵攻後にロシアで開催される最大の国際会議。米欧の制裁下にあるロシアは国際的に孤立していないことを誇示し、先進7カ国(G7)など米国主導の秩序に対抗する姿勢をアピールする狙いだ。  加盟国が9カ国に拡大した後で初の首脳会議。今年も新規加盟問題がテーマの一つとなる。加盟国拡大に前向きな中ロに対し、南アフリカやインド、ブラジルは慎重とされている。


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