現地の警察によりますと22日午前、浙江省寧波にある団地の入り口で2人がけがをする傷害事件があり、警察はその場で50歳の容疑者の男を拘束しました。

2人は病院に搬送されましたが、けがの程度などはわかっていません。

警察は、動機など詳しい事件の背景については発表していません。

この事件について、中国のメディアは登校中の女の子と、付き添っていた母親が男に刃物で切りつけられたと伝えています。

現地を管轄する上海の日本総領事館によりますと、日本人が巻き込まれたという情報はないということです。

中国では9月、南部※深センで日本人学校に通う男子児童が刃物を持った男に襲われ死亡する事件が起きました。

10月に入っても南部・広州で児童2人を含む3人が、小学校の近くで男に刃物で切りつけられてけがをするなど、学校に通う子どもが被害に遭う事件が相次いでいて、日本総領事館は注意を呼びかけています。

※センは土へんに川

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