韓国・ソウルの梨泰院(イテウォン)で159人が死亡した雑踏事故からまもなく2年です。遺族らが追悼行事を行いました。
梨泰院の事故現場から遺族らは、「梨泰院事故の真実を究明せよ」「究明せよ 究明せよ」など真相究明を訴えながら追悼式会場に向かいました。
日本人留学生2人を含む159人が死亡した雑踏事故で、遺族らは真相究明を改めて訴えました。
長男を失ったパク・ヨンスさんは「何が怖くてそんなに真実を隠そうとするのか」と批判しました。
パク・ヨンスさんの長男、ナムフンさん(当時28)は、当時交際していた彼女と訪れた梨泰院で事故に遭いました。
パク・ヨンスさんは「恋人は幸い無事に帰ってきて、息子だけが私のもとを去った。他の人はもう2年と思うかもしれないが、私たちには1日が10年に感じる歳月だった」と語りました。
事故をめぐる裁判では、ソウル警察庁のトップなどが一審で無罪になるなど、遺族らが批判を強めています。
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