NATO=北大西洋条約機構のルッテ事務総長は、北朝鮮の部隊がロシア西部に配置されたのを確認したと述べた上で、直ちに配置を中止するよう求めました。

NATOは28日、日本をはじめオーストラリアなど、太平洋地域のパートナー国を招待して理事会を開き、北朝鮮部隊のロシア派遣について協議しました。

ルッテ事務総長は理事会の後、記者団に対し、北朝鮮の部隊がロシア西部のクルスクに配置されたことを、韓国政府から説明を受けて確認したと述べました。

そのうえで「NATOは北朝鮮とロシアに対し、北朝鮮部隊の配置を直ちに中止するよう求める」と訴えました。

ルッテ氏は、「ロシアと北朝鮮の軍事面での関係強化は、インド太平洋およびヨーロッパ大西洋の安全保障を脅かすものだ」と非難しました。

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