ウクライナは、ロシアに派遣された北朝鮮の兵士が前線に投入される可能性に懸念を示していて、当局は、10月23日、「捕虜には3度の食事が提供される」などとして北朝鮮の兵士らに投降を呼びかける動画を公開しました。
動画を作成したウクライナ当局のマトビヤンコ報道官が30日、NHKの取材に応じ、「ロシアは戦闘に動員できる人材が不足する中、他国を巻き込もうとしている。 これは小さな脅威でしかなく成功しないだろう」と述べました。
そして「北朝鮮の兵士に死にたくなければ投降すべきだと伝えたい」と述べ北朝鮮の兵士らが前線に投入された場合、朝鮮語で投降を呼びかけるビラを空中からまくとしています。
また、マトビヤンコ報道官は、北朝鮮の兵士が捕虜になった場合、ロシア側に捕らえられているウクライナの兵士と交換する交渉材料にしたいとする考えも示しました。
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