スペイン東部で鉄砲水が発生し、これまでに60人以上が死亡しました。

スペイン東部のバレンシア州で29日、豪雨による鉄砲水が発生し、これまでに62人が死亡しました。

浸水した街では、ヘリコプターやボートで救助される市民の姿や、車が押し流される様子が見られます。

現地メディアなどによりますと、孤立した市民が屋上やトラックの上などで夜通し過ごしたほか、テレビ局や新聞社などには、救助や行方不明の捜索を求める電話が相次いだということです。

また、60を越える道路が寸断されたほか、高速道路にも被害が出ていて、避難や救助の妨げになるおそれもあります。

地元の気象当局によると、一部の地域では、24時間で230mmを超える降水量を記録し、雨は31日まで続くおそれがあることから警戒を呼びかけています。

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