バイデン米大統領(30日)=ロイター

【ワシントン=共同】米国家安全保障会議(NSC)は30日の報道官声明で、北朝鮮が現地時間31日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したと断定し、複数の国連安全保障理事会決議違反だとして強く非難した。米国や同盟国の日本と韓国防衛のため、あらゆる措置を講じると強調した。

声明は、ICBM発射は地域の緊張を不必要に高め、安全保障環境の不安定化につながりかねないと批判。日韓と緊密に連携しているとした。米インド太平洋軍が、米国や同盟国への「差し迫った脅威」ではないと評価しているとも明かした。

NSCは、ICBM発射を非難し、対話に応じるよう北朝鮮に呼びかけることを全ての国に求めた。

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