ニューメキシコ州での集会でアピールするトランプ前大統領=31日、アルバカーキ(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補トランプ前大統領は10月31日、民主党候補ハリス副大統領が優勢な西部ニューメキシコ州で集会を開き「ここでも勝つ」と気勢を上げた。11月5日の投開票まで5日に迫る最終盤で敵陣に攻勢をかける「賭け」(AP通信)に出た。  トランプ氏は10月27日にも民主党牙城のニューヨークで大規模集会を開いた。ハリス氏勝利の可能性が高いと予想されている南部バージニア州でも11月2日に集会を開く。  メキシコと国境を接するニューメキシコ州の集会で、トランプ氏はハリス氏が不法移民の流入を招いて犯罪を増加させたと批判し「犯罪者の大規模侵攻を終わらせる」と訴えた。  トランプ氏は2016年大統領選で、民主党候補だったクリントン元国務長官に支持率平均で10ポイント以上の差をつけられていた中西部ミシガン州で終盤に遊説して逆転勝利しており、再現を目指しているとみられる。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。