スペイン東部で発生した豪雨による洪水の被害はさらに拡大し、死者の数は150人を超えました。

スペイン東部バレンシア州で29日から30日にかけて発生した洪水で、州当局は31日までに死者が155人にのぼったと発表しました。

地元メディアによりますと、300人が安全な場所に避難できずに孤立しているほか、安否の確認ができない人もいるということです。

また、地元警察は略奪行為で39人を逮捕したと発表していて、治安の悪化が懸念されています。

バルセロナの日本領事館によりますと、バレンシア州には約800人の日本人が住んでいて、これまでに「被害の情報には接していない」ということです。

スペインでは今週末にかけて各地で雨が降る見通しで、気象当局が警戒を呼び掛けています。

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