3日、イランの首都テヘランで開かれた反米集会で、親イラン民兵組織ヒズボラやパレスチナの旗を振る市民(共同)

 【テヘラン共同】イラン各地で3日、1979年に起きた米大使館人質事件から4日で45年となるのを前に、反米集会が開かれた。イラン指導部は対立が激化するイスラエルの後ろ盾、米国を糾弾。動員されたとみられる大勢の市民が「米国に死を。イスラエルに死を」と叫んだ。  事件現場である首都テヘランの旧大使館前の通りでは、イラン国旗のほか、パレスチナやレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラの旗を振る市民の姿が例年に比べて目立った。イスラエルに殺害されたイスラム組織ハマスの最高指導者シンワール氏やヒズボラの指導者ナスララ師の肖像画や写真も掲げられ、イスラエルと戦闘を続ける組織に連帯を示した。


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