【キーウ共同】ウクライナ国家安全保障・国防会議傘下の偽情報防止センターのコバレンコ所長は4日、ウクライナが越境攻撃をしているロシア西部クルスク州で、北朝鮮兵が配置された拠点に対してウクライナ軍が砲撃したと述べた。共同通信のオンラインインタビューに答えた。北朝鮮兵の死傷者がいるかどうかは不明だとした。  北朝鮮兵に対するウクライナ軍の攻撃は初めてだとしている。ゼレンスキー大統領や米国を含む関係国当局は攻撃を確認していない。  コバレンコ氏によると、ウクライナ軍は、クルスク州スジャ西方の拠点に対して砲撃した。砲撃は2日か3日に行われたと説明した。現地情報などに基づいて、この拠点には攻撃時、北朝鮮兵が配置されていたことが確認されたと主張した。  コバレンコ氏はまた、4日朝の時点で、ウクライナ軍に対する北朝鮮兵の攻撃は確認されていないと説明した。「北朝鮮兵は近いうちにクルスク州での戦闘に投入されるとみている」と分析した。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。