【ワシントン共同】米国務省のミラー報道官は4日の記者会見で、北朝鮮兵約1万人がロシア西部クルスク州に到達したと分析していると述べた。同州ではウクライナが越境攻撃を続けており、当初ロシア入りした北朝鮮兵のほぼ全てが前線近くに配置されたとみられる。  国防総省のライダー報道官は、ロシアに派遣される北朝鮮兵が総勢1万1千~1万2千人になるとの見解を示した上で、北朝鮮がさらに増派するかどうかを「注意深く監視する」と話した。  ブリンケン国務長官は10月31日、ロシア入りした北朝鮮兵は約1万人で、うち最大8千人がクルスク州入りしたと説明。前線に投入するため、ロシアが基礎的な歩兵訓練を施しているとしていた。


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