登山家が撮影したのは、左を見ても、右を見ても断崖絶壁。
ロープのみで2人をつなぎ、わずか数cmの足場を歩く様子です。
見ているだけでくらくらしてきそうです。
スイス人登山家・バンソンさん(25):
めまいがしたら終わりだね。もちろん落ちちゃいけないけどね。
2人が山頂にアタックしているのは、標高4478メートル“アルプスの女王”と称される「マッターホルン」。
そり立った岸壁の前で後ろを向くと、ご来光が。
しかし、そのすぐ真後ろは崖で、足場などありません。
さらには岩場でパシャリ。
もし足を踏み外せば、何1000メートルも滑落です。
数々の登山家たちが命を落としてきた恐ろしい山。
なぜ、この山に挑戦しようと思ったのでしょうか。
スイス人登山家・バンソンさん:
この山を登るのが子どもの頃からの夢だったんだ。
山登りをするかっこいい父親の姿を見て、いつかかなえたかった“マッターホルン挑戦”の夢。
そして2024年8月、約3時間15分かけて登頂に見事成功しました。
スイス人登山家・バンソンさん:
最高の気分だったね!夢はかなうんだって!父も誇りに思ってくれていると思う。
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