カマラ・ハリス米副大統領(左)、ドナルド・トランプ前米大統領(いずれもゲッティ=共同)
【ワシントン共同】米大統領選は5日夜(日本時間6日朝)、開票が始まった。女性、アジア系として初の大統領を目指す民主党候補カマラ・ハリス副大統領(60)と、4年ぶりの復権を狙う共和党候補ドナルド・トランプ前大統領(78)の大激戦。ハリス氏は「われわれが勝つ」と誓い、トランプ氏は南部フロリダ州で投票後に「非常に自信がある」と述べた。 分断が進む米国の将来のみならず、二つの戦争を含む世界情勢を左右する対決に有権者の関心は高く、郵便を含む期日前投票は8500万人を超えた。一部の州では郵便投票の集計に時間がかかるとみられ、接戦の場合は勝者判明までに数日かかる可能性がある。 ハリス氏がナンバー2を務めたバイデン民主党政権の4年間の審判となる。7月に出馬したハリス氏はトランプ氏が返り咲けば人工妊娠中絶の権利を奪われる恐れがあるとし、政権継続を訴えた。 トランプ氏は現政権下でインフレが進み、メキシコと接する南部国境からの不法移民流入が増えたと批判し、自身が在任中だった4年前の方が良かったと主張している。
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