トランプ氏優勢という大統領選の状況について日本政府は、どう受け止めているのでしょうか。
国会記者会館から門脇記者が中継でお伝えします。
政府内でも「もうトランプで決まりだ」との声が出ていて、早くも、石破総理とトランプ氏のケミストリーが合うかどうかに関心が移りつつあります。
石破総理は来週APECとG20に出席するため南米を訪問する予定ですが、この際アメリカに立ち寄り、勝利した候補と会談することを検討しています。
念頭にあるのは安倍元総理が2016年の大統領選後、真っ先にトランプ氏のもとを訪れ蜜月関係を築いたことですが、「今は世界中が同じように戦略を練っていて、一番乗りできるかはわからない(政府関係者)」との指摘もあります。
また、石破総理とトランプ氏の相性について、「トランプには石破さんの言っていることは頭から理解されない」との心配の声や、「ひょっとしたら合うかもしれない」と期待する声、「麻生氏の力を借りるべきだ」との声も上がっています。
また自民党議員は、「トランプ氏は日本にさらなる防衛責任と負担の拡大を求めてくる」と指摘していて、今後、防衛戦略の見直しを迫られる可能性もありそうです。
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