返り咲きが確実になったトランプ前大統領(資料写真)
【ワシントン=浅井俊典】5日投開票の米大統領選で、主要メディアは共和党候補のドナルド・トランプ前大統領(78)が民主党候補のカマラ・ハリス副大統領(60)を破り、勝利を確実にしたと報じた。◆2025年1月20日に就任式、バンス上院議員が副大統領に
共和党は4年ぶりに政権を奪還。返り咲きを果たした大統領は、19世紀のクリーブランド(民主党)以来、史上2人目となる。ハリス氏は女性初の大統領を目指したが及ばなかった。 トランプ氏は「米国第一」を再び推進し、保護主義的な通商政策を打ち出すとともに、日本にも米軍駐留経費の負担増などを求める可能性がある。 選挙戦でトランプ氏は、民主党のバイデン政権下でインフレや不法移民流入が進んだと批判。2021年の議会襲撃事件で起訴されても、白人労働者など岩盤支持層は揺るがず、2度の暗殺未遂事件を切り抜けて支持拡大につなげた。 トランプ氏は来年1月20日に第47代大統領の就任式に臨む。副大統領には、J.D.バンス上院議員(40)が就任する。 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。