米国のスミス特別検察官(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米主要メディアは6日、大統領選で当選を確実にしたトランプ次期大統領が起訴された議会襲撃事件や機密文書持ち出し事件を巡り、担当のスミス特別検察官が、司法省幹部と起訴取り下げを協議していると報じた。現職大統領を起訴できないとする司法省の指針に基づく判断という。  来年1月20日の大統領就任式前に起訴を取り下げ、司法省とトランプ氏との対立を避ける狙いもあるとみられる。トランプ氏はスミス氏の捜査が政治的な動機に基づいていると批判し、返り咲けばスミス氏を「2秒でクビにする」と話していた。


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