10月に実施されたペルーの労働組合ストライキで、デモをする人たち=リマ(ロイター=共同)
【リマ共同】アジア太平洋経済協力会議(APEC)の一連の会議が開かれているペルーの首都リマで13日、政府に治安改善対策を求めて交通を中心とした労働組合が大規模なストライキを始めた。15日までの予定。バスの運休などで交通が乱れる恐れがあるほか、デモが行われる可能性もあり、会議への影響が懸念される。 14日に閣僚会議、15~16日に首脳会議が開かれる予定で、リマには日本や米国、中国など各国の首脳や政府関係者らが集まる。周辺では治安が悪化し、恐喝や強盗、殺人事件が多発。バス運転手の殺害も相次いでおり、労組は9、10月にもストを実施した。
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