アメリカ政府は13日、バイデン大統領が今週開幕するAPEC(アジア太平洋経済協力会議)にあわせて中国の習近平国家主席と会談すると発表しました。
アメリカ政府高官によりますと、バイデン大統領は南米ペルーで開幕するAPEC首脳会議にあわせて、16日に中国の習近平国家主席と会談します。
政府高官は会談について、「ロシアによるウクライナ侵攻に加え、台湾海峡や南シナ海を巡る問題」などが主要議題になるとの見方を示しました。
その上で、会談では「バイデン氏がウクライナ侵攻を続けるロシアへの中国による支援や1万人を超える兵士をロシアに派遣した北朝鮮への懸念を示す」と説明しました。
さらに、米中による衝突の回避に向けた対話の継続の必要性も確認される見通しです。
両首脳による対面での会談は、2023年11月以来3度目で、バイデン氏にとっては最後の米中首脳会談となる見通しです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。