中国・山東省。
リビングに取り付けられたカメラが目撃したのは、家庭内暴力の一部始終です。
泣きながら警察に電話する妻。
すると、夫が妻の頭を蹴りながら平手打ち。
その後も暴力は続きます。
大声を聞きつけ、夫の母親と子供が部屋に入ってきましたが、夫の怒りは収まりません。
夫:
殴ってやる!チクリやがって!
泣き声が響く中、妻は反撃を試みますが、失敗。
夫:
こいつめ!俺はまだ気が済んでないぞ!
現地メディアによると、駆けつけた警察に拘束された夫は約1万円の罰金が科されたということです。
妻はこの時、離婚を考えましたが、そう簡単に離婚はできないのです。
一体どういうことかというと、中国では離婚届を出してから30日間は「冷却期間」として離婚が認められていないのです。
この冷却期間中に、こうした家庭内暴力が増えることが社会問題となっています。
警察は「夫婦は愛し合い、お互い支え合いながら暮らしていきましょう」と呼びかけています。
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