台湾総統府は22日に記者会見を開き、頼清徳総統が就任後初めての外国訪問として、今月30日に台湾を出発し、来月3日から6日まで太平洋の島しょ国、マーシャル諸島とツバル、それにパラオを訪れると発表しました。

記者会見では今月30日から来月2日までの具体的な日程が明らかにされず、台湾メディアは、頼総統が外国訪問の期間中にハワイやアメリカ領のグアムを訪れる見方を伝えています。

台湾は、頼総統と同じ民進党の蔡英文政権が2016年5月に発足した時点で22か国と外交関係をもっていましたが、中国が「台湾は中国の一部だ」とする主張を受け入れない民進党政権への圧力を強め、外交関係をもつ国の数は12に減っています。

中国は台湾周辺で空母や多数の軍用機を展開するなどして大規模な軍事演習を繰り返していて、台湾への圧力をさらに強める可能性もあります。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。