中国でスポーツカーが猛スピードで車12台とぶつかり、大事故を起こす瞬間がカメラに捉えられた。事故後、事を起こした男はおぼつかない足取りで再び車に乗ろうとしていた。しかし、近くにいた男性が捕まえ、警察に引き渡した。男は泥酔状態で運転していたという。
大事故発生…うろつく犯人
中国・河南省で撮影されたのは、青いスポーツカーがとんでもないスピードで次々と車に激突し暴走する瞬間だ。
事故を目の当たりにしていた撮影者は、「車に突っ込んだ!かなりの台数だぞ」と混乱の様子を映していた。
この記事の画像(13枚)巻き込まれた車は、実に12台だ。事故を起こした車はエアバッグが飛び出し、防護柵は無残になぎ倒されている。現場はまさに大惨事と言える状況だ。
そこへ1人の男が、事故の発端のスポーツカーに近づいてきた。実はこの男、事故を起こした27歳のドライバーだ。
これだけの事故をおこしながら、どこに行こうとしているのか。男は壊れた柵をまたごうとしていた。
その時、男は派手に転倒し、よく見ると、足元がおぼつかない様子でフラフラだ。
逃走を図る泥酔状態の男
地元メディアによると、男は酒を飲み泥酔状態で車の運転をしていたという。
そんな状態でまだ運転するつもりなのか、男は再び車に乗り込もうとするが、車内からはモクモクと白い煙が吹き出し、車は動かない。
そこへ1人の男性がやってきて、「逃げるんじゃない!」と男を捕まえ押さえつけた。
しかし、事故を起こした男は、「オレ運転なんてしてないよ」と押さえつけられながらも“運転していない”とうそぶく。
逃げようとしていた当人を信じられるわけもなく、「誰か!縄を持ってきてくれ!縛ってやる」と怒鳴られていた。
その後、事故を起こした男は駆けつけた警察官に引き渡され、パトカーに詰め込まれた。
ところがなんと、酔い潰れた男はいつの間にかパトカーの中で夢の中だ。警察官はその様子に、「おいおい寝てんのか?早く降りろ!寝るな!」と怒り心頭だった。
幸いこの事故による、けが人はいないという。
(「イット!」 11月15日放送より)
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