中国・四川省で撮影されたのは、思わず2度見するほど衝撃的な光景。白い車がボンネットに人を乗せたまま、スピードを上げ道路を駆け抜けていた。
もちろんこれはアクション映画のワンシーンではない。一体何があったのか、直前に撮影されていた映像には事件の経緯が捉えられていた。
ボンネットに人が…数10m走行
「まいったな渋滞だ。あの人、車止められてる…」
この記事の画像(11枚)ランプを光らせ道路に止まる交通管理局の車。職員が白い車を取り囲んでいた。
「待って、動かさないで。降りて話を聞かせてよ」
交通管理局の職員がこう運転手に呼び掛けるも、白い車の運転手は降りてくる気配がなかった。
すると次の瞬間、白い車は職員の制止を振り切るとアクセルを踏みこみ、立ち塞がっていた職員をボンネットに乗せたまま逃走した。白い車は、そのまま数10mを走行したとみられる。
現地メディアなどによると、運転していた男は無許可でライドシェアの営業をしていたという。
気づいた職員が事情を聞こうとしたところ、ドライバーは逃走を図ったとみられる。また、ボンネットにしがみついた職員は軽いケガをし、男はその後、拘束された。
(「イット!」 11月18日放送より)
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