北京首都国際空港の画面に表示された日本からの到着便の情報=29日(共同)
【北京共同】中国政府は30日、日本人に対する短期滞在ビザの免除措置を約4年半ぶりに再開した。来年末までの措置で、もともと15日以内だった滞在可能期間を30日以内とした。国内経済が低迷する中、ビジネスなどでの日中間の往来を活発化させ、日本からの投資や観光客を呼び込む狙いがある。 来年1月に就任するトランプ次期米大統領は中国製品に高関税をかけると公言しており、米中対立が激化するのは必至。中国経済へのさらなる打撃となる懸念が高まっており、習近平指導部には日本との関係を安定させたい思惑もありそうだ。 ただ日中間には広東省深センで起きた邦人男児刺殺事件や、中国当局による相次ぐスパイ容疑での邦人拘束といった懸案があり、人的往来が大幅に増えるかどうかは見通せない。 中国は日本人に観光や出張を目的とした15日以内のビザなし渡航を認めていたが、新型コロナウイルス流行を受け2020年3月にビザ免除措置を停止した。コロナ収束後、中国は欧州を中心にビザ免除対象国を拡大。日本については「対等な措置」が必要だとして再開に応じていなかった。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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