旧ソ連のジョージアでロシア寄りの政策を進める政権に対して大規模な抗議活動が続いています。

政権与党が11月28日に、2028年までEUへの加盟交渉を停止し財政支援を受けないと表明したこと受け、野党支持者ら数千人が3日連続で抗議活動を行っています。

11月30日は、デモ隊が政権与党の旗を燃やして抗議の意を示したほか、議会に爆竹を投げつけるなどして一時、小規模な火災が発生しました。火はすぐに消し止められたということです。

警察は催涙スプレーや放水などでデモ隊を鎮圧していて、2日間でデモ参加者など150人が拘束されたということです。

また、EU加盟交渉の停止をめぐり、地元メディアは外務次官や、イタリアとオランダ、ブルガリアのジョージア大使が辞任を表明したと伝えました。

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