トランプ次期米大統領(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】トランプ次期米大統領は1日、バイデン大統領が有罪評決を受けた次男ハンター氏を恩赦したことをやゆした。2021年1月の議会襲撃事件で有罪になり服役中の自身の支持者も「恩赦に含まれているのか」と自身の交流サイト(SNS)に投稿した。服役囚を釈放するべき「人質」と呼び、改めて事件を正当化した。  ハンター氏は薬物依存を申告せず不法に銃を購入したとして有罪評決を受け、最長で25年の禁錮刑を科される可能性があった。バイデン氏は「司法判断を尊重する。恩赦しない」と明言し、トランプ氏は自分と違って法の支配を軽視する言動を続けていると問題視してきた。大統領権限を使って一転「家族第一の選択」(AP通信)をしたことで批判を浴びている。

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