レバノンの親イラン武装組織ヒズボラは2日、停戦後、初めてイスラエルの軍事基地を攻撃しました。
イスラエルの度重なる停戦合意違反に対する警告としています。
ヒズボラは2日、イスラエル軍基地に対しロケット弾2発を発射しました。
ヒズボラによる攻撃は停戦後初めてで、イスラエル軍による空爆など度重なる停戦の合意違反に対する警告としています。
これに対し、イスラエル軍は2日、報復としてレバノン南部にあるヒズボラのロケット弾発射装置などを空爆したと発表し、少なくとも9人が死亡しました。
レバノンの首都ベイルート上空では、停戦後もイスラエルのドローンが連日、飛行しているということです。
イスラエルメディアによりますと、レバノンを訪問しているアメリカのホックスティーン特使は、ベイルート上空でイスラエルがドローンを飛ばしていることに対し、停戦の合意を守るよう警告したとしているなど、停戦を巡る状況は不安定さを増しています。
一方、アメリカの国防総省のミラー報道官は2日、「停戦が成功している」との認識を示しました。
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