アメリカのトランプ次期大統領は5日、AIと暗号資産についての政策を統括する、ホワイトハウスの新しいポストに、アメリカの電子決済大手「ペイパル」の元COO=最高執行責任者のデービッド・サックス氏を起用すると発表しました。

サックス氏は、トランプ氏が選挙戦で公約した暗号資産をめぐる規制の緩和を担うことになるとみられます。

トランプ氏はSNSへの投稿の中でサックス氏について「重要な2つの分野でアメリカを明確な世界のリーダーとすることに注力する。暗号資産の業界が必要としてきた法的枠組みの整備にも取り組む」として、アメリカの競争力を高めるため役割を果たすことに期待を示しました。

またトランプ氏は5日、次の中国大使に過去に民間企業のCEOや上院議員を務め、みずからに近いデービッド・パーデュー氏を起用するとSNSで発表しました。

投稿の中でトランプ氏はパーデュー氏について「私の忠実な支持者で友人だ。40年にわたる国際ビジネスの経験があり、地域の平和を維持するための私の戦略の実行と中国の指導者たちと建設的な協力関係を築くために助けになる」としています。

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