トランプ次期大統領が11月、国防長官に起用すると発表した、保守系テレビ局の元司会者のピート・ヘグセス氏をめぐっては、過去に女性への性的暴行の疑いで警察の捜査を受けていたことなどが報じられ、身内の共和党内からも起用を懸念する声が出ています。

トランプ氏は6日、自身のSNSで「ヘグセス氏はとてもうまくやっている。彼は素晴らしい、エネルギーに満ちた国防長官になるだろう」として起用の考えに変わりはないと表明しました。

アメリカの複数のメディアはこれまでに、トランプ氏が共和党内の懸念の声を受けて、ヘグセス氏を交代させることを検討していると報じていましたが、改めて支持を打ち出した形です。

共和党内ではヘグセス氏への支持を明言していない議員が複数いるとされ、今回のトランプ氏の支持表明が、議会上院での人事の承認に必要な数の議員の賛同を得ることにつながるのか、注目されています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。