韓国国会で行われた尹錫悦大統領の弾劾訴追案の採決で、投票する議員ら=7日、ソウル(共同)
韓国の尹錫悦大統領の弾劾訴追案が投票不成立で廃案となった。ただ、最大野党「共に民主党」などは弾劾訴追が実現するまで再提出を続ける方針だ。一方の与党「国民の力」は、弾劾訴追は回避したものの「早期退陣は不可避」(韓東勲代表)とみて大統領任期を短縮する憲法改正などを模索するもようだ。 韓国メディアによると、野党は同一国会では同じ議案を2回審議しない原則を踏まえ、今国会の会期が終了した11日以降に臨時国会を招集。弾劾訴追案を改めて提出するとみられる。 尹氏は7日の談話で、自身の任期は与党に「一任する」と述べ、任期短縮も受け入れる考えを示唆した。韓国メディアによると、与党内では大統領任期を5年から4年に短縮する改憲案などが出ている。「混乱する与党」という印象を払拭するとともに、尹氏に自然な形で退陣を促す方策とされる。 尹氏の任期は2027年5月までだが、与党内では改憲が実現すれば、26年の統一地方選挙と合わせて大統領選を行う案も取り沙汰されているという。(共同)記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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