7日、バチカンでの枢機卿叙任式を終え、取材に応じる菊地功・東京大司教(共同)

 【ローマ共同】ローマ教皇フランシスコは7日、バチカンのサンピエトロ大聖堂で、菊地功・東京大司教(66)ら21人を新たな枢機卿とする叙任式を行った。枢機卿はローマ・カトリック教会で教皇に次ぐ高位聖職者で、日本人が就任するのは2018年の前田万葉大司教に続き、7人目。同時期に日本から2人が枢機卿を務めることになる。  叙任式では教皇が新しい枢機卿の名前を読み上げ、一人一人に枢機卿の象徴である赤い帽子と指輪を授与した。菊地氏は式の後、取材に「世界の発展に貢献するのが使命の一つだ。日本の教会から平和へのメッセージを発信することへの期待も大きいと思う」と抱負を語った。

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