シリアの反政府勢力は首都ダマスカスを制圧し、アサド政権を崩壊させたと宣言しました。
アサド大統領は首都を離脱したとみられています。
シリアの反政府勢力は8日、首都ダマスカスに進攻し、空港や放送局を占拠しました。
その後、国営テレビを通じて、首都を制圧しアサド政権を崩壊させたと宣言しました。
各地で撮影された映像では群衆が歓声を上げ祝砲を撃つ姿などが確認できます。
ジャラリ首相は8日、声明で「国民に選ばれるいかなる指導部とも協力する用意がある」と述べ、政権移譲に協力する考えを示しました。
ロシア外務省は8日、アサド大統領が内戦の当事者らと交渉の結果、大統領職の辞任を決断し、国外に去ったとの声明を発表しました。
ロシアはこの決定に関与していないとしているほか、アサド大統領がどこに滞在しているかなどは明らかにしていません。
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
