【ソウル共同】韓国国会は2日、本会議を開き、ソウル・梨泰院で日本人2人を含む159人が死亡した2022年の雑踏事故の真相究明を目指す法案を賛成多数で可決した。事故原因や責任の所在を改めて調べる特別調査委員会の設置が柱。  議席の過半数を握る野党「共に民主党」主導で1月に一度可決した後、尹錫悦大統領が拒否権を発動し、遺族らが反発していた。与党「国民の力」が求める修正が加わり、成立する見通し。  事故を巡っては、安全対策を怠ったなどとして警察署長や区長らが起訴されたが、遺族らは徹底した原因究明や政府の責任追及を要求。


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