去年、13歳11か月で日本の女流タイトル獲得の最年少記録を更新した仲邑菫 三段は、ことし3月に韓国棋院に移籍し、女性棋士のランキングで現在6位となっています。

仲邑 三段は、現地の女流タイトルとしては賞金額が最も高い「女流棋聖戦」の決勝に進み、ランキング1位のチェ・ジョン(崔精)九段との三番勝負でここまで1勝1敗としていました。

10日夜、第3局がソウルで行われましたが、日本棋院によりますと、後手で白番の仲邑三段はチェ九段に中盤からリードを広げられ、午後9時半ごろ投了して敗れました。

仲邑 三段は「女流棋聖戦」のタイトル獲得は1勝2敗で逃しましたが、同じく韓国の主要な女流タイトル「女流国手戦」の決勝にも進んでいて、12日からの三番勝負に挑みます。

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