石破総理大臣は、10日夜、総理大臣官邸でフィンランドのオルポ首相とおよそ30分会談しました。

冒頭、石破総理大臣は「日本とフィンランドは価値や原則を共有する戦略的なパートナーだ。現下の非常に厳しい国際情勢が両国をさらに強く結びつけているものと認識している」と述べました。

その上で5Gや6G、スーパーコンピュータなどの先進的な科学技術分野で協力を進めたいという考えを伝えました。

これに対しオルポ首相は「日本は志を同じくする大切なパートナーであり、すばらしい関係を深めていきたい」と応じました。

そして両首脳は防衛装備品の輸出や技術移転に関する交渉開始で一致するとともに、安全保障や経済などの分野で協力を強化していくことを確認しました。

また両首脳は地域情勢をめぐって意見を交わし、力による一方的な現状変更の試みは容認できないという認識で一致したほか、北朝鮮とロシアの軍事協力の進展に対する深い懸念を共有しました。

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