【ニューヨーク=共同】米誌タイムは12日、毎年恒例の「パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)」に米国のトランプ次期大統領(78)を選んだと発表した。暗殺未遂や刑事訴追を経験しながらも11月の大統領選で勝利し「米国の政治を変革させた」と評価した。
トランプ氏は12日にニューヨーク証券取引所で取引開始の鐘を鳴らす。セレモニーとともに選出を祝うことになりそうだ。トランプ氏は大統領選で初めて勝利した2016年も「今年の人」に選ばれている。
米経済誌フォーブスが11日に発表した「世界で最もパワフルな女性」100人では、欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長(66)が3年連続で首位となった。米大統領選でトランプ氏に敗れたハリス副大統領(60)は昨年3位だったが、ランク外となった。
同誌は政治家の他にも大企業の幹部や富豪を選出している。「米国で女性大統領誕生の可能性が疑問視されているが、女性は既に多種多様な立場で重要な指導的役割を担っている」と強調した。
日本からは東京都の小池百合子知事(72)が66位、サントリー食品インターナショナルの小野真紀子社長(64)が73位に入った。
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