砲撃で破壊された自宅を眺める男性=11月、スーダンの首都ハルツーム郊外(ロイター=共同)
【ロンドン共同】英国のシンクタンク、国際戦略研究所(IISS、ロンドン)は12日、昨年7月~今年6月の1年間に世界全体で発生した武力紛争に関する報告書を公表した。パレスチナ自治区ガザでの戦闘やウクライナ紛争、スーダン内戦などで計19万2776人が死亡したと指摘。民間人や民間施設が攻撃され、国際人道法がますます軽視されていると危機感をあらわにした。 犠牲者数は前年同期と比べ約37%増加した。ガザ戦闘やスーダン内戦が死者数を押し上げた。 昨年10月のイスラム組織ハマスの奇襲を受け、イスラエル軍が攻撃するガザでは死者の大半を女性や子どもが占めた。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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