訓練は、2016年にバングラデシュで飲食店が襲撃され、日本人7人が犠牲になったことをきっかけに外務省が定期的に行っていて、今回は、海外に進出している中小企業の従業員など、およそ50人が参加しました。
自動小銃で武装したテロリスト役の2人が、銃声を響かせながら突入すると、参加した人たちはその場で伏せたり、走って避難したりしていました。
このあと、元自衛官などによる講評が行われ、テロリストは無差別に攻撃するため、まずは現場から離れることが大事だとか、すぐに動けない場合は走り出せる体勢で伏せることが有効だなどとアドバイスしていました。
外務省の岩本桂一領事局長は「実践的な訓練を通じて、安全意識を一層高め、万が一、テロに直面した場合でも、被害を最小限にしてもらいたい」と話していました。
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