10月18日、ウクライナ文化情報省傘下の機関が公開した北朝鮮兵とされる映像の一場面。ロシア極東の軍事施設で装備品を受け取る様子としている(共同)
【キーウ、モスクワ共同】ウクライナ国防省情報総局は14日、ロシアのウクライナ侵攻に参加している北朝鮮兵がロシア部隊に誤射し、8人が死亡したと通信アプリで発表した。双方の「言葉の壁」が障害になっていると分析した。誤射が事実なら、指揮命令系統が十分に機能していない可能性がある。 北朝鮮兵は、ウクライナが越境攻撃を続けるロシア西部クルスク州での戦闘に参加している。情報総局によると、ロシア軍の海兵隊と空挺部隊に編入され、攻撃作戦に従事している。 情報総局はクルスク州の一部地域で北朝鮮兵の動向を無人機で監視していると主張。北朝鮮兵がロシア側の車両を誤射したとしている。14日時点でロシアと北朝鮮の兵力計約200人が失われたと推定しているが、内訳は明らかにしていない。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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