21日、インドネシア・バンダアチェで避難訓練に参加した生徒たち(共同)
【バンダアチェ共同】大津波によりインド洋沿岸諸国で22万人以上が死亡・行方不明となったスマトラ沖地震から26日で20年になるのを前に、最大の被災地インドネシア・スマトラ島バンダアチェの海岸に近い住宅街で21日、避難訓練が行われた。小中学生ら約150人が日本の支援で建てた3階建ての避難ビルに移動した。 ビルがあるランブン村では、人口約1900人のうち約1500人が地震で犠牲となった。訓練に参加した中学2年アキラさん(13)は両親が漁業を営む。「叔父が津波で亡くなったと聞いた。訓練ではパニックにならないよう気を付けた」と話した。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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