【ロンドン=共同】アイスランドで21日、11月末の議会選で第1党になった中道左派、社会民主同盟のクリストルン・フロスタドッティル党首(36)が首相に就任した。地元メディアによると、同国史上最年少の首相。社会民主同盟、自由改革、国民の3党による連立政権が同日発足した。
3党の党首はいずれも女性で連立政権の党首が全員女性となるのは初めてという。8月に就任したトーマスドッティル大統領も女性。アイスランドは世界で最も男女平等が進んでいるとされる。
2017年以降、中道右派の独立党、進歩党、左派の左翼環境運動の3党による連立政権が続いていたが、今年11月30日の議会選(一院制、定数63)で15議席を獲得した社会民主同盟が第1党になり、新政権の枠組みを協議していた。
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