日中韓でつくる国際機関「日中韓三国協力事務局」(ソウル)は1日、3カ国の協力関係を象徴する2025年の単語に「未来」を選んだと発表した。日中韓の市民による投票で決めた。事務局は「強力な関係を築いていく前向きな姿勢と決意の表れ」だとし、交流が深まることを期待した。
事務局は24年11月から12月にかけて、六つの単語の候補から選ぶよう交流サイト(SNS)などで投票を呼びかけた。「未来」が3136票で最多となり「友好」「理解」と続いた。
日中韓は同年5月にソウルで開いた首脳会談で、25、26年を文化交流年とすることに合意。投票の参加者からは、旅行や文化交流を通じて歴史認識などを巡る隔たりを乗り越えるという思いを「未来」に託したとの声が上がった。(共同)
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