中国の自動車メーカーなどでつくる「自動車工業協会」によりますと、4月の新車の販売台数は235万9000台となり、去年の同じ月と比べて9.3%増えました。

EVなどの「新エネルギー車」の販売が、去年の同じ月と比べて33.5%のプラスと引き続き好調だったことが主な要因です。

このうち、
▽EVは11%余り
▽プラグインハイブリッド車が95%余り
増加し、販売台数に占める新エネルギー車の割合は、3分の1を超える36%となりました。

また、4月の輸出台数は50万4000台と、去年の同じ月と比べて34%増え、自動車輸出で世界一となった去年を大きく上回るペースで拡大が続いています。

ただ、中国製のEVをめぐって、欧米では、過剰生産などによって不当に安く輸出されているのではないかとの懸念が強まっていて、欧米の当局の対応しだいでは、今後の販売動向に影響が出ることも予想されます。

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