インタビューに応じるウクライナ南部ヘルソン州のプロクジン州知事=10日、キーウ(共同)

 【キーウ共同】ウクライナ南部ヘルソン州のプロクジン知事は10日、首都キーウで共同通信のインタビューに応じ、2024年に入り、州内で無人機攻撃や砲撃など「8万発の爆発音が記録された」と述べ、ロシアの攻撃を「民家や病院も狙うテロ行為だ」と非難した。州の面積の7割をロシアに占領される中、多くの住居やインフラ施設が破壊されたと強調した。  プロクジン氏によると、侵攻前に100万人以上あった人口は約15万人にまで激減している。州都ヘルソン市では停電や断水を強いられ、人口は侵攻前の約30万人から「6万人にまで減った」と明らかにした。


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